お顔の集中ケアのアイテムとしてパックと並んでフェイスマスクが売れています。
シートマスク、美容マスクなどいう名称で呼ばれていますね。
お肌に潤いと栄養を注入するのにパックだけでは不足なのでしょうか?
パックとマスクの違いって?毎日、使っていいの?
そんな素朴な疑問にお答えします。
フェイスマスクとは
フィエスマスクとは、顔の形に切られたシートに化粧水、美容液などをたっぷり含ませているものです。
マスクに使われているのは、コットン、パルプ、レーヨンなどの繊維で、そこに目的別に様々な成分が配合されています。
化粧水、美容液が肌に浸透するには時間がかかります。
通常、化粧水、美容液をつける時は、指でパッティングして押し込んでいきますが、肌に浸透するまでには5分くらいかかってしまいます。
フェイスマスクをすることでその間の肌から蒸発を防ぎ、保湿力が高くなるのです。
パッティングの必要がなくなるので楽でもありますね。
フェイスマスクと美容液
スキンケアで何かひとつお金をかけるとしたら美容液です。
コスメショップでは、美容液が含まれているフェイスマスクが圧倒的に多いですね。
どうして美容液があるのにフェイスマスクが女の子たちに人気なのでしょうか?
それは、フェイスマスクには、指ではパッティングできる容量の数倍の美容液が含まれているからなんです。
信頼できる美容液を買おうとすると、お値段もそれなりにしてしまいます。
フェイスマスクは、比較的安いお値段で、美容液を贅沢にお肌に閉じ込めることができます。
思う存分、お肌に美容液を与えられるので、フェイスマスクはお得で優秀なアイテムなのです。
フェイスマスクの目的別成分
コスメショップに行くとたくさんのフェイスマスクがありますが、
ざっくりいうと「美白」「保湿」「リフトアップ」「アンチエイジング」の4つに分けられます。
自分の肌に合った必要な成分が含まれたフェイスマスクを選びましょう。
美白
美白用フェイスマスクには、ビタミンC誘導体やフラーレンなどが含まれています。
メラニン色素の生成を抑え、クリアなお肌になります。
保湿
保湿を目的としたフェイスマスクには、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの成分が含まれています。
コラーゲンは角質に浸透し細胞内の保水力を高め、乾燥を防ぎます。
リフトアップ
リフトアップ用のフェイスマスクには、グリチルリチン酸、EGF、アロエベラエキスの成分が含まれています。
お肌を引き締め、ハリと弾力を与えてくれます。
アンチエイジング
アンチエイジングを目的としたフェイスマスクは、プラセンタエキス、ローズマリーエキス、トコフェロールなどの成分が含まれます。
プラセンタは、お肌のターンオーバーを促進し、アンチエイジングには重要です。
意外と知らない?フェイスマスクの効果的な使い方
フェイスマスクしているのに、イマイチ効果が感じられない、という方。
もしかして、使い方が間違っているかもしれませんよ。
ちょっと使い方を変えるだけで効果が全然、違います。しっかりチェックして下さい。
フェイスマスクは、化粧水をつけてから
もしかして、洗顔後、すぐにフェイスマスクをしていませんか?
たっぷりと美容液が含まれているフェイスマスク。美容液は肌に化粧水をつけた後でないとお肌に浸透していかないのです。
化粧水は、肌の角質に栄養分を運ぶ役割があります。
まずは化粧水をつけていないと、乳液もクリームも肌に浸透していかないのです。
美容液で集中ケアするためのフェイスマスクです。洗顔したら、きちんと化粧水をつけてからマスクを乗せましょう。
フェイスマスクは毎日?週1回?
パックと同じ目的で使われるフェイスマスク。パックと同じ週1回でいいと思っていませんか?
フェイスマスクは、目的別で使う頻度が変わってくるのです。
肌に栄養を与えるなら、週1、2回で十分です。毎日、やりすぎるとお肌が栄養過多になります。
しかし、乾燥を防ぎ、保湿をしたいのなら、毎日やらないと意味がありません。
高いものを買ってたまにしかやらないより、安くても毎日、行った方が保湿効果は期待できます。
まとめ
いかがでしょうか? スキンケアといっても高いものを使えばいいという訳ではなく、使い方やポイントを抑えることが重要なのですね。
皆さんも、自分の肌をチェックして、目的に合ったフェイスマスクを選んで下さい。