背中の汗疹やニキビケア方法
汗疹のケア
汗が原因で起こる湿疹なので、汗をかいても体に残さないかが重要になってきます。
- 汗をかいたら、すぐに清潔なタオルやウエットティッシュで汗を拭き、出来るだけ背中を清潔に保つ。
- 拭き取りだけでは抑えられないほど、汗をかいてしまう場合は制汗スプレーを使う。
- 日中でも可能なら、ぬるめのシャワーで汗を洗い流す。熱いシャワーだとお肌の保護機能が低下して、逆にあせもが悪化してしまいます。
- 通気性の高い服や、下着やパジャマも吸収性の良い服を着る。
- かゆくても掻きすぎないようにする。
- 桃の葉ローションを使用する。桃の葉にはタンニンやカリウムといった、皮膚トラブルに効果がある成分が入っています。
- シャンプーをしっかり流す。すすぎ不足のシャンプーが背中に残ると、刺激を与えてしまい、あせもが治りにくくなってしまいます。
ニキビケア
ニキビがあせもと異なる点はホルモンバランスが大きく関係していることです。
- 睡眠を良質で決まった時間にきちんととる。
夜更かしや睡眠不足が続くと、交感神経が上昇してしまい、男性ホルモンが活発に増え、ニキビの原因となる皮脂を多く分泌させてしまいます。
午後10時から午前2時の『シンデレラタイム』に深い睡眠が摂れると、肌のダメージを修復して美肌に再生させてくれるといわれています。
- 脂っこい食べ物、甘い食べ物を食べ過ぎない。
これらの食べ物は、過剰に皮脂を作りだしてしまいますので、出来るだけ控えて、食べてしまった場合は食べ過ぎに気を付けましょう。
甘いものを食べたいときの代用としては、ビタミンやミネラル類を多く含む果物を食べるのがオススメです。
- ビタミン類を沢山含んだ食事を積極的に摂る。
美肌には欠かせない、肌のターンオーバーを助けてくれるビタミン類をバランスよくしっかり摂ることは、健康にもニキビ治療にも必要になります。
- アルコールを飲みすぎない、タバコを吸いすぎない。
アルコールやタバコは、美肌に必ず必要なビタミンCを破壊してしまい、体からビタミンCを輩出させてしまいます。
どうしてもやめられない場合は、ビタミンCのサプリメントやレモン酢などで栄養を補充することが大事です。
- ピーリングや保湿をする。
ピーリング石鹸などを使用し、背中の余分な皮脂や角質を取り除きます。
ただし、ピーリングはやり過ぎると肌にダメージを与えてしまうので、週1~2回がベストです。
保湿は背中ニキビ専用の化粧水を使って、毎日ケアすると非常に高い効果が期待できます。
肩甲骨ストレッチの効果
皆さん『肩甲骨はがし』というストレッチご存知ですか?
肩甲骨はがしはセルフで簡単に出来る肩甲骨のストレッチです。
肩甲骨周りが凝り固まっていると以下のような原因に?がってしまいます。
- 肩こりや頭痛
- 猫背になる
- 垂れ胸になる
- 背中に肉がつく
- 骨盤を歪ませる(下半身太りなどの原因)
それでは『肩甲骨はがし』で得られる効果をいくつか挙げていきます。
- 肩こり解消
肩こりは、肩甲骨付近の筋肉が固まってしまうことで起こります。
さらに慢性的な肩こりは頭痛の原因にもなります。
実は肩甲骨は呼吸をする時にも動くのですが、呼吸が浅い現代人はその動きが悪くなっているため
肩甲骨周辺の筋肉の動きも悪くなり肩こりの原因になっているのです。
肩甲骨を動かすことで周辺の筋肉も動き、肩こりの解消や予防が出来ます。
- ダイエット
脂肪をエネルギーとして燃やす脂肪細胞が肩甲骨まわりと首の後ろ側と脇の3箇所にあり、肩甲骨周辺には一番多く存在しています。
なのでここを動かして刺激するだけで脂肪が燃える痩せやすい体に変えられます。
- バストアップ
年齢とともに姿勢が悪くなり、猫背になると肩甲骨が凝り固まり血流が悪化するだけでなく、バストも下向きに垂れてしまいます。
美しいバストには血液とリンパが不可欠なのですが、それも肩甲骨を動かすことで
バストへの栄養を運ぶ血流の改善や周辺筋肉の活性化が起こり、上向きのハリのある綺麗なバストを実現できるそうです。
- 猫背の解消
長時間のデスクワークやスマホを使っている時は背中が丸まって猫背になりがちですよね。
肩甲骨が凝り固まり、姿勢が悪くなると血流も悪化という悪循環が起きてしまうので肩甲骨を動かしてほぐしてあげることが大切です。
- 顔のたるみを防ぐ
猫背だと、首の筋肉も間接的に下に引っ張られる場合があり、顔のたるみを引き起こすことがあるのですが、
肩甲骨を動かすことで猫背からくる顔のたるみまでも改善する効果が期待できるそうです。
- 美しい背中になる
背中にお肉が付いていると、老けた印象になります。
肩甲骨周辺の筋肉を動かすことで、引き締まった背中を手に入れることができます。
- 骨盤の歪み解消
肩甲骨は骨盤の開閉とも連動しているので、肩甲骨の稼働域を広げることで骨盤の歪み解消にも効果があります。
骨盤が歪んでいると、下半身に贅肉が付きやすく、代謝も悪いので太りやすい体質になってしまいます。
肩甲骨を動かすだけで骨盤ケアも行えます。
肩甲骨のストレッチ方法
毎日5分やるだけで凝り固まった筋肉を伸ばすことができ、効果も実感できるので注目されています。
ストレッチを始まる前に今の肩甲骨の状態をセルフチェックしてみましょう。
- 背中でお釈迦様のポーズ
簡単に背中で手を合わせて上にあげることができれば良いですが、そうでなければ筋肉が固く、肩が凝りやすかったり猫背の可能性があります。
- 肩甲骨に指が入るか確認
肘を曲げ背中に回し、腕と反対側の肩甲骨の内側に手を入れます。
第一関節くらいまで入れば理想的ですが、そうでなければ、筋肉が肋骨に貼りついている可能があります。
それでは肩甲骨ストレッチをいくつかご紹介します。
朝起きる前と夜寝る前が効果的です。
肩回し
肩に手を置き、大きく回してほぐしていきましょう。
肩甲骨上下ストレッチ
1腰に手を当て、肩甲骨を意識して、肩を思い切り上げながら3秒息を吸います。
2次に息を3秒吐きながら、肩を思い切り下げ、これを3~5呼吸続けましょう。
四つん這いストレッチ
- 両ヒザを揃えて四つん這いになり、足のつま先を立てたら息を吐きながらお尻をかかとの上に。
上半身を床に倒しながら両手を前方へまっすぐ伸ばします。 - そのままお尻を高く上げ、深呼吸しながら背中を伸ばします。
- 右手はまっすぐ伸ばしたまま左肩を床にくっつけて、左腕を右ワキの下に伸ばします。
- 左腕を元に戻したら、右腕を左ワキの下に伸ばします。効果を実感するために1日5分程度を定期的に毎日行うことが大切です。
肩甲骨くねくねヘビ体操
- 手をクロスにして組み、頭上に挙げます。
- そのまま左右に回転させます。5回転を3セットほど行いましょう。
肩甲骨引き寄せ
- 両手を背中の後ろで組み、息を吸いながら胸を開いて肩甲骨を中央に寄せます。
- 息を吐きながら組んだ腕を持ち上げ、そのままお辞儀をするように上体を前に傾けて10秒静止し、息を吸いながらゆっくりと上体を起こします。
タオル寄せ
- タオルの両端を、肩幅よりやや広く持って、バンザイのように手を上げていきます。
- 次に頭上から手を下げていき、首の後ろで肘を脇につけるようにギュッとしめます。1セット10~15回を1日3セット行いましょう。
前屈ストレッチ
- 脚をしっかり開き、手を後ろに組み、斜め下に引っ張るように肩甲骨を寄せ、胸を開いて息を吸います。
- 息を吐きながら、背中を伸ばしたまま、上体を前へ倒していきます。
- 倒せるところまで倒せたら、姿勢をキープしたまま、3~5呼吸します。
いかがでしたか?
背中は自分ではなかなか見えないのでケアを怠りがちですが、うしろ姿は人から見られています。
キレイなバックスタイルを作るために背中のスキンケアや肩甲骨のストレッチをして背中美人を目指しましょう。