いつの間にか出来てしまったしみ、くすみ、見たくないですよね。
でも、女性を見て「老けたな」と思うのは、肌のしみが目についてきた時。何となく見て見ないふりをしてしまいますが、ケアすることで目立たなくすることもできるんですよ。
ここでは、見たくないしみ、くすみをしっかり見つめて、しみが出来にくい生活習慣と手軽に出来るケアの仕方を覚えましょう。
しみの原因
しみには、大きく4つのタイプがあります。
肝斑(かんぱん)
多くのしみが肝斑に当たります。
表皮の中でも一番下の基底層にある色素形成細胞(メラノサイト)によって作られるメラニン色素が日焼け後、増大し、皮膚の中に沈着したのが原因です。
出典:http://www.naturalweb.co.jp/shopping/skinp/shimi.htm
そばかす
メラサイトという細胞そのものが日焼けによって変質したものです。
紫外線を浴び続けると色が濃くなったり、数が増えたりします。
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老人性色素班
高齢者の額から頬にかけて見られるしみです。
光老化性色素班とも呼ばれ、長い年月により紫外線によって受けたダメージが蓄積した結果と言われています。一度、できてしまうと、自分では改善、治療が難しい症状です。
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肌老化によるしみ
年齢に限らず肌が老化してできるしみです。
乾燥やストレス、睡眠不足、紫外線対策をしなかったなどという原因があります。
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くすみの原因
肌のくすみには、大きく5つのタイプがあります。
メラニンによるくすみ
紫外線によるダメージで、しみにはなっていないけど、メラニンが表皮の表面に現れていない、隠れしみとも呼ばれるものです。
そのまま日差しを浴び続けると、さらにメラニンの生成を促してしまいます。
血行不良によるくすみ
冷え性の人に多く見られるくすみです。肌の末端である毛細血管に栄養が行き渡らないことから、肌がくすんだ感じになります。
古い角質によるくすみ
加齢や乾燥が原因で、肌のターンオーバーが行われなくなり、古い角質層が残って肌がくすむ場合があります。
毛穴汚れによるくすみ
毛穴にメイクの残りや、皮脂が詰まって黒ずむことがあります。イチゴ鼻と呼ばれるものがこれです。
老化によるくすみ
加齢によって肌のコラーゲン、ヒアルロン酸が減少し、皮膚の代謝が悪くなる場合をいいます。
お肌のアンチエイジング
浴びてしまった紫外線はどうすることもできませんが、生活習慣を変えることで、しみやくすみが出来にくいお肌を作ることができます。
睡眠を十分とる
くすみを残さない肌を作るのは十分な睡眠をとることです。
最もターンオーバーが活発になると言われている午後10時~午前2時の間に、良質の睡眠をとることが肌に負担をかけないポイントです。
睡眠は美容に最もよい習慣です。十分に眠ってクリアなお肌を手に入れましょう。
毎日のケアと規則正しい生活を
しみ、くすみを作らない最も基本的なケアは、毎日のきちんとした洗顔です。
クレンジングでしっかりとメイクを落とした後は、乾燥しないように十分保湿をして下さい。
毎日の丁寧なケアがしみやくすみの出来にくい肌に育てます。
しみ・くすみにおすすめスキンケア
注目の「リン酸型ビタミンC誘導体」
しみをはじめとする肌トラブルにはビタミンCが効果があると言われてきましたが、ビタミンCは角質層への浸透力が弱く、不安定であることが問題でした。
そこで、ビタミンCをより浸透させるために改良された「リン酸型ビタミンC誘導体」が今、注目されています。皮膚につけて浸透してからビタミンCに変化するという驚きの成分なのです。
通常のビタミンCより数十倍の浸透力があり、作用時間も長くなると期待されています。また、リン酸型ビタミンCはメラニン抑制作用もあるので、使用を続けることでしみの予防にもなると思われます。
しみ予防には、リン酸型ビタミンCが配合されたスキンケア用品をお試し下さい。
出典:http://しみ化粧品解体新書.com/component/
まとめ
いかがでしょうか?
化粧品を使ったケアも大切ですが、それ以上に生活習慣を整えることが、しみ、くすみ予防には大切なようです。
自分の肌質、肌トラブルに合わせたお手入れをして、クリアな肌を目指しましょうね。